実は愛染明王(注2)の頭文字『愛』を掲げた物の様ですね。(上杉謙信は毘沙門天の『毘』を旗印に掲げています)
うーん、納得m(_ _)m

で、最新の説では 愛宕権現(あたご ごんげん：注3)の霊験・ご利益にあやかって『愛』を取り入れているのでは？とのことです。
この兜も攻城戦の家宝アイテムのひとつですね。
ではm(_ _)m

(注1)前立(まえだて)：兜の前面に着ける飾り，目印の事。
(注2)愛染明王(あいぜんみょうおう)：密教に出てくる忿怒の(ふんぬ：怒った)顔をした仏様。怨敵(おんてき)を降伏させるチカラを持っています。
(注3)愛宕権現(あたご ごんげん)：愛宕山の山岳信仰(修験道：しゅげんどう。山伏さんなど)から来た神様。権現さん≒天狗さんだそうで、武術の神様として武将や忍者などから崇拝されています。 牛若丸が鞍馬山で武芸を教えて貰ったのも天狗さんでしたね。 また、上杉謙信は飯綱権現(いづな ごんげん)の兜を使っていました。